吉村勇作体験記

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自分だけ?通知音が怖すぎて常にサイレントモード... 原因と克服法は?

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私は、「スマホ通知音恐怖症」だ。
高校2年生の頃までは、スマホの通知を聴いても、特に恐怖やストレスを感じることはなかった。しかし、高校2年生の中頃から現在に至るまで、スマホの通知は切って生活している。最近では、iPhoneのサイレントモードを外すことはなくなった。時々、「おやすみモード」を活用し、通知を見れないようにすることすらある。

 

世間には、「着信恐怖症」というものがあるらしい。着信恐怖症とは、「電話の着信音に異常な恐怖を示し、ひどい場合は、携帯電話やスマートフォンを持つことができず、家の電話の電源も切ってしまう」恐怖症である。

 

恐怖症は、「病気」という認識があまり持たれておらず、大半が、「わがまま」や「逃げ」というように捉えられる。しかし、恐怖症は精神疾患の一つであり、最悪の場合は、不安障害やパニック障害などのより重度な精神障害に発展することもある。

 

私が通知音恐怖症になったきっかけの一つは、友人との人間関係のもつれである。2年前のクリスマスシーズンに、仲が良かった女子に遊びの誘いをしたことが始まりだった。その女の子には彼氏がおり、クリスマスの時期に彼氏でもない私と2人で遊ぶことには抵抗があったと思われる。その女の子には、金銭的な理由で断られ、私もそれで遊びは断念していた。しかし、次の日になって、私の男友達から突然電話が来て、女の子に遊びに誘ったことを問い詰められた。なぜか、私が女の子を遊びに誘ったことが何者かによって漏れてしまっていたのだ。原因は、誘った女の子が、突然の誘いに驚いて、仲の良かった女子にLINEのトーク画面を見せたことがきっかけだった。私は、恋愛感情はなかったと事実を説明するも、信じてもらえなかった。また、私が些細なことで友達を苛立たせた場合、LINEで脅しのような言動や暴言を吐かれたりしたことで、私はLINEが怖くなり、通知が来るたびに恐怖とストレスを感じるようになった。そして、私は通知をオンにすることができなくなった。

 

高所や暗所、先端など特定の状況や対象に対して、恐怖感を覚える状態の症状を「限局性恐怖症」と呼ぶ。通知音恐怖症も、この限局性恐怖症に該当すると思われる。限局性恐怖症は、1年間で約13%の女性、約4%の男性に生じると言われており、日常生活では不都合が生じない恐怖症も少なくない。

 

通知音恐怖症の私が、対策として行っていることは以下の通りだ。

  • 就寝時〜8:30までは「おやすみモード」にしておく。
  • 集中したいときや精神的に不安定の時は「おやすみモード」にする。
  • 常に「サイレントモード」
  • LINEなど必要なアプリ以外の通知は、ロック画面やバナー表示しない。

 

スマホのアラームも恐怖だと感じる場合は、光目覚ましを使用することをおすすめする。アラームなどの大きい音を利用して急激に覚醒させた場合、ストレスレベルの急激な上昇によって、目覚めの気分が悪くなることが知られている。松下電工株式会社の正会員である野口公喜氏らが発表した論文によると、起床予定時刻の30分前から、顔付近の明るさを廊下程度の明るさになるまで徐々に増加させていく条件では、アラームの音による不自然な覚醒が回避されると推測している。自然な覚醒(ストレスレベルの低い覚醒)を促す場合、15分〜30分ほど廊下程度の明るさにすることが妥当だと結論づけている。光による目覚めは、起きたときの眠気の減少、熟眠感の改善、集中力の向上、体温上昇の促進がみられ、アラームによる急激な目覚めによって感じたストレスレベルは大幅に低減すると言われている。

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人間にとって、大きい音はもともと危険を知らせるシグナルであり、その本能は遺伝子レベルで組み込まれていることから、スマートフォンから発せられる通知音やアラーム音に不快を感じる人が一定数いることは自然なことであると言える。

 

恐怖症は、自分を自らの恐怖の対象や状況に曝露し、克服を図るという治療法も存在するが、私は通知音恐怖症と向き合うことにした。通知音を一切聞かなくても、生きる上で支障が出るわけではないことを知り、スマートフォンやパソコンなどの電子機器は、私たちの生きる上で必ずしも必要ではないかもしれないと思った。

 

これを読んだあなたも、今一度自分自身の生活を見直して、本当に必要なものは何か?実は恐怖だと感じている対象や状況はないか?を探ってみてはいかがでしょうか?

 

参照
https://newstyle.link/category17/entry400.html

 

正会員 野口 公喜(松下電工株式会社) 非会員 白川 修一郎(国立精神・神経センター)  非会員 駒田 陽子(早稲田大学大学院) 正会員 小山 恵美(松下電工株式会社) 正会員 阪口 敏彦(松下電工株式会社) (平成13年) 「天井照明を用いた起床前漸増光照射による目覚めの改善」 照明学会誌 第85巻 第5号 p1-p8